■奥日光 戦場ヶ原・日光男体山 2025年10月28日〜29日


 2日目の朝。
 今日もいい天気。てまぬいも上機嫌。
 いよいよ今日は男体山に登ります。今回で2回目の登頂。

  

 昨日買っておいた菓子パンで朝食。
 山小屋で売ってるような日持ちするラインナップ。

  

 ゆとりろの公式サイトには荷物預かりはしてないと書かれてるんですが、
 実は入口に荷物預かり用の無料ロッカーが新設されてます。
 不要な荷物を預けてから山に行けるのでこれは非常に助かる。

  

 ゆとりろから歩いて3分ほどで二荒山神社。ほんとにすぐ近くでここが最大の利点。
 神社の境内を抜けて登山口へ行くのですが、登山前に入山料1000円を払ってから行きます。
 お守りがもらえるので首から下げていざ出発。

  

 前回は、山頂まで行ったら反対側へ抜けて戦場ヶ原の方に降りるコースだったんですが、
 今回はピストンで登ったら同じ道を下って戻ってくる予定。

  

 若い人達が早いペースでわいわい登って行きますが、今回はゆっくり焦らず。
 日帰り温泉の時間が15時からなので早く降りてきても仕方ないのもあるんですが、
 男体山はほぼ直登で非常にしんどいので、飛ばすと後半、足がプルプルになってしまう。

  

 日差しがあれば寒くないんですが、日陰に入ると寒気がするほど。
 なのでジャケットは脱げず、動いてるとじっとり汗かいてきますが。

  

 3合目から4合目は舗装された林道。
 時間帯なのか砕石を載せたトラックが結構頻繁に行き来しますな。
 この林道、結構長いんですが木々の間からの日差しがキラキラしてて気分のいい道です。
 キツい道中でちょっとした癒やしかも。

  

 4合目からは大きな石がゴロゴロした急登へ。
 ここからが本番って感じ、標高的なものなのかこの辺りの紅葉がいい感じ。

  

 標高が上がって気温も下がってるのか道脇に氷柱ができてました。寒いはずだ。
 足を止めて休憩してるとあっというまに身体が冷えてきます。
 日当なら少し温かなんですけどね。

  

 5合目にちょっとした休憩所というか物置のような小屋が。
 男体山は休憩できるポイントがないので、こういう所は貴重。
 荷物ををおろして少し休憩。なにしろこの先からキツい急坂がずっと続くので。

  

 地図には落石注意の記載があるゾーン。
 急坂に大きな岩がゴロゴロしてるので非常に歩きづらい。

  

 急ぐわけでもないので写真を撮りながらゆっくり歩きます。
 道はキツいですがホントに綺麗なところです。

  

 2000mを超えると木々が少ななって開けてきて、中禅寺湖なのが見渡せるように。
 ときどき足を止めて景色を眺めるのもいいでしょう。足腰への負担が大きい道ですしね。

  

 7合目の辺りでお腹が鳴ったのでお茶を入れて少し休憩。
 どうもエネルギーの消費が大きいのか、もう胃の中が空っぽのようで。
 頂上までまだ2時間近くかかる計算なので少しカロリーを入れておかないと。

  

 8合目を抜ければ岩のゾーンを抜けますが相変わらずの急坂。
 でも歩きやすくなったので神経まですり減ることはなくて少し余裕が。

  

 9合目から頂上までは富士山のような火山の赤い砂の道になります。
 独立峰なので周りも開けて眺めが素晴らしく良いです。

  

 風があるので雲が流れてなんとも言えない景色に。
 雲がかかってしまってもすぐ流れいく様子が堪らない。

  

 足元が砂地でザレてるのでしっかり着実に歩みを進めます。
 標高2486m、周りの山々をはるか下に見渡せる素晴らしい景色。

  

 山頂の二荒山大神の銅像に一礼して奥へ。
 山頂が広い山なので、山頂の標識が2つあるんですが、
 見てると、手前の銅像と社で満足して下山してしまう人が結構いるの驚き。

  

 銅像から右手の方に進む山頂の標識と、男体山のシンボルの神剣があります。
 これを見にきたまでありますな。

  

 青空に向けて突き立つ刀身が神々しいです。
 ステンレス製で磨かれてるので刀身に空が映って美しい。

  

 しかし風が吹き付けるので辺りの木々には霧氷ができてるくらい。
 気温は5度ほどですが、風のせいで体感はもっと低いです。
 風の当たらないところでカップメンをすすって、下山分のカロリーを補充。

  

 下山はきた道を戻るだけですが、
 登りで苦戦した急坂を降りるのはなかなか大変。

  

 特に落石ゾーンは慎重になるので少し時間かかってしまいますな。
 急坂続きで膝への負担も大きいですし、非常にしんどい。

  

 ただ、直登してきたような道をガっとくだっていくので早い早い。
 下りは頂上から2時間ほどでいけてしまいました。

  

 ちょうど、15時すぎにゆとりとまで戻ってこれました。
 日帰り温泉の穴場なので、お客さんはこの時点では0人の貸切状態。

  

 温泉でゆっくりしてから中禅寺温泉まで戻って帰還のバスをまちます。
 途中にもバス停あるんですが、オーバーツーリズムで超満員なのでまず乗れません。
 なので、始発の中禅寺温泉まで歩いた方が良いです。

  

 中禅寺温泉からならバス満員になると代わりのバスが用意してあるので必ず乗れます。
 ただ、外国人で満員になるのは変わらないので途中のバス停で何回も停まって、
 その度に乗り降りのトラブルが大抵起こるのでかなり時間かかります…これはもうどうしようもないですな。

  

 東武日光に帰りついたのは18時前。
 毎回食べに行ってるフルールさんでボルシチを…と思ったらもう閉まってて残念。
 やっぱり日光はお店閉まるの早いよー!
 また使いうちにリベンジしよう…


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